せんだい・みやぎNPOセンター 設立の経緯
特定非営利活動法人「せんだい・みやぎNPOセンター」は、1997年11月に民設民営の市民活動支援組織として任意団体で設立され、1999年7月に法人化された組織です。
当センターの設立にあたっては、県内で行なわれていた市民による市民活動支援のいくつかの動きが背景にありました。
1つは、1994年4月より活動をスタートした「仙台NPO研究会」です。この団体は、まちづくりに関係する企業コンサルタント、大学教授、行政職員、市民活動団体のメンバーなどが参加して、NPOとまちづくりの関係、NPOとはどういうものなのかなといった議論を重ね、その後、行政にとってのNPOの意義などを自治体に向けて政策提言するといった活動を行なっていました。
「市民活動地域支援システム研究会・仙台委員会」は、1995年に発足した同研究会(事務局・大阪)の地域委員会として、宮城県内における市民活動を支援するシステムについての調査・研究を行うために設立されました。その結果は、「みやぎの市民活動をつなぐダイレクトリー(名鑑)・1997年版」「日本の市民活動とサポートセンター」となり、その後、県内のNPO支援の現状を把握し検討する上での情報資源となりました。
また、1996年4月には、分野の異なる市民活動団体のメンバーが集まり、共同で市民活動における問題解決のためのワークショップを開催、同年10月からは市民活動団体の交流広場「センダードサロン」を毎月開催するといった市民グループの動きが誕生しました。
さらに、同年12月「みやぎ・市民・ボランティア活動情報誌」を発行する市民グループが発足、1997年6月からは宮城県内の市民活動の紹介やイベント情報を提供する「杜の伝言板ゆるる」となって活動を展開しました。
このようないくつかの市民活動を支援する動きが同時進行で行なわれる中で、宮城県内における市民活動支援の必要性を実感したそれぞれの活動参加者が集まり、市民活動支援をメインに活動する組織を立ち上げることを検討しました。そこで、1997年7月に「NPO緊急フォーラムin東北」を開催、多くの賛同を得ることとなり、その後設立準備委員会を経て、11月に任意団体として「せんだい・みやぎNPOセンター」を設立しました。
設立後は、NPO法成立に向けて、また市民活動促進条例に向けて国や県、仙台市などに政策提言を行なったり、市民活動団体向けのマネジメント講座やフォーラムを開催したりしました。また、NPO活動に関する情報発信や相談業務を行い、自治体や財団からの調査・研究事業も精力的に受託し展開しました。NPO法人化するにあたっては、組織内で法人化に向けて準備を重ね、会員の理解を図り、定款づくりにも組織の独自性を生かすよう努め、1999年2月に法人設立総会を開催し、法人化を決定しました。
以上、せんだい・みやぎNPOセンターは、いくつかの組織の活動がベースにあって設立された組織です。仙台NPO研究会発足から数えると、およそ3年半で任意団体として設立し、その後、1年半で法人となったわけです。法人化の年1999年には、6月に仙台市の市民活動支援施設「仙台市市民活動サポートセンター」の管理・運営を委託され、9月には「NPOフォーラム’99東北会議」という全国規模のフォーラム開催地事務局として活動しました。