特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター
第10回通常総会 記念講演
「進んでいるか」「遅れているか」を超えて
講師:播磨靖夫さん(財団法人たんぽぽの家 理事長)
日本のNPOは今、理念がなくなり、価値を実現するプロジェクトに代わって「市場化と自己規律化」の文化が主役となっている。自分の問題を自分でみつけ、目標を設定して努力し、評価し説明するというテクノロジーが求められている。そこでは「進んでいるか」「遅れているか」が評価の尺度となっており、「遅れ」にたいしては問題解決型の思考による処方と責任ある対処を迫る。その結果として理念の活動が現実に追い抜かれる事態が起きている。
しかし、出口の見えない閉塞状況に生きる私たちに必要なのは、問いの解決ではなく問いの生成に価値をみいだすことではないか。先に先にという思考が強まる時代において、答えを急にださず、問いを最後まで引き受ける生き方を大切にしたい。NPOを自己実現の手段目的にかかげながら、その可能性を狭めている今の状況について考えてみたい。
■日 時:2008年 9月 6日(土) 午後4時~5時30分 (90分)
■場 所:仙台市市民活動サポートセンター 6階セミナーホール(地図)
■参加費:会員無料、非会員1,000円
■定 員:80名
当日は午後1時半から同会場にて通常総会を開催しております。
会員の方は、あわせてご参加ください。
非会員の方もオブザーバーとして総会へご参加いただけます。
ご希望の場合は、事務局までお知らせください。
■申込方法:
以下の必要事項を記載しEメールにてお申込ください。
・お名前:
・所属先:
・電話:
・FAX:
・Eメール:
・住所:
・会員/非会員の別:
また、今後センターからの案内が不要の場合はカッコ内に丸印を入れてください。
・今後センターからの情報提供を希望しない( )
■申込・問い合わせ先・主催:
特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター
TEL:022-264-1281 FAX:022-264-1209
E-mail:minmin@minmin.org
■講師プロフィール
播磨 靖夫(はりま・やすお) 財団法人たんぽぽの家 理事長
新聞記者を経てフリージャーナリストに。障害のある人たちの生きる場「たんぽぽの家」づくりを展開。2004年には日本初の障害のある人たちのアートセンターHANAを開設。
1991年からアジア・太平洋地域で2年に1度、わたぼうし音楽祭を開催中。1995年から、アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提唱し、市民の文化力を高める運動を広げる。1999年から市民研究として「ケアする人のケア」に取り組む。
「アート」と「ケア」の視点から市民の創造的な関係性の創出、多様な価値観、文化を包摂した社会づくりを提案している。
社会福祉法人わたぼうしの会理事長、エイブル・アート・ジャパン常務理事、特定非営利活動法人日本NPOセンター前代表理事。
編著書に『共貧共存の思想』(日本青年奉仕協会)、『みんな同じ空の下に生きている』(青也コミュニケーションズ)、『知縁社会のネットワーキング』(柏書房)、『生命の樹のある家』(たんぽぽの家)ほか。



