キャプネット・みやぎは仙台・宮城の地域を中心に子ども虐待防止の活動を行っているNPOです。その活動の一つに電話相談があり、自ら電話相談を行うだけでなく、これからを担う電話相談ボランティア養成や市民のネットワークづくりなどにも積極的に取り組んでいらっしゃいます。
この電話相談を告知するための名刺サイズの広報カードがあり、カードのスポンサー企業・団体を募集しています。せんだい・みやぎNPOセンターでも、企業のCSRを推進する立場からスポンサー探しを応援しています。
以下に広報カードの見本と、2008年9月8日付の河北新報夕刊「まちかどエッセー」に掲載されたキャプネット・みやぎ事務局次長鈴木俊博さんのコラムを載せます。
広報カードのスポンサーに関心のある企業・団体の方はぜひキャプネット・みやぎ事務局(022-265-8867)までお問い合わせください。
広報カードデザイン見本
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「弱さの力」(2008年9月8日 河北新報夕刊に掲載)
私はこのコラムの一回目で、問題を抱えても孤立しないことが重要だと述べました。例えば、虐待問題を抱える家族が地域で孤立しないことが重要であるように、虐待家族を支援するNPOも地域から孤立しない活動が必要です。そのためにNPOを支えるNPOの存在は欠かせません。
現在、キャプネット・みやぎ(子ども虐待防止ネットワーク・みやぎ)では、電話相談広報カードのスポンサー企業、団体を募っています。電話相談の命は、まず存在を知ってもらうことにあります。名刺大のこのカードを病院や行政の窓口に常設してもらい、一人でも多くの悩んでいる方に電話相談を利用してもらいたいと願っています。複数の団体から一口五万円程度のご支援をいただき、毎年カードの印刷と郵送費を確保して広報活動を継続する企画です。
地域のNPO活動をサポートしている「せんだい・みやぎNPOセンター」は、このようなCSR(企業の社会的責任)の考え方を広めるために、企業とNPOを結ぶ場を提供し、ノウハウをアドバイスしてくれています。
それだけではありません。キャプネット・みやぎが九年間の活動で具体的な支援事業を行えたのは、官民のあらゆる助成金制度を利用できたからです。その情報提供もこうしたNPOを支援するNPOのおかげです。
このように市民活動が機能していくためにも「つながり」が必要です。
支援を拒否する家族を困ったものだと嘆く支援者もいますが、その困ったことを誰にも相談できていない自分には気付きません。
それぞれに限界があり、弱さがあることを認められると、つながる力が生まれてきます。
虐待に限らず問題はそう簡単には解決することなどできません。しかしつながっているという安心感が事態を変えるのです。どうする、どうすると問題解決を詰め寄るネットワークよりも何が困っているか、当事者も支援者も語り合えるネットワークが大切です。
キャプネット・みやぎ電話相談022(265)8866、事務局(265)8867。
(東北会病院ソーシャルワーカー、キャプネット・みやぎ事務局次長)



